SEO心理分析官/「バカッターの夏」の巻

アットステージでは、病院やショップなど、いろんな生活関連施設を検索できるマップサイトを多数運営しています。そして、それらのサイトがちゃんとSEO的に効果を上げているか、あるいは何か障害が出ていないかを、Googleアナリティクスなどを使ってチェックするのも仕事の一つです。
ところが、分析していると時々、「これはどうして?」と疑問に思うようなことがしばしばあるのです。そこで、このブログでは、SEO解析の先に見えてくるネットとリアルの関係について考えていきたいと思います。

さて、この夏(2013年)、マップサイトの解析をしていて目に止まったのは、「コンビニまっぷ」でした。マップ検索サイトでは、「アクセスランキング」をトップページに掲載しています。ユーザーのアクセス数が多いスポットを「人気ランキング」のように表示する機能ですが、それがある時期、ある地方の特定のコンビニが全国1位になり、なぜか異様に“人気”となっていたのです。

不思議に思い、検索をかけて調べてみました。すると、そのお店はある事件で全国ニュースとなり、社会問題になるほど“炎上”した店舗だと判明しました。そうです。猛暑が続いたこの夏、アルバイト店員がアイスクリームを販売する冷蔵ケースの中に入って寝そべり、写真を撮ってネット上に投稿した、あのお店だったのです。

それ以降もこの夏は、コンビニだけでなく、ファストフード店やピザのデリバリー店などでも、バイト店員が悪ふざけの写真を撮影してはTwitterなどに投稿し、“炎上”する事件が続きました。俗にいう“バカッター事件”です。「バカッター」とは、「バカ」と「Twitter」を組み合わせた造語で、Twitterの蔑称です。別名「馬鹿発見器」とも言われます。無免許運転、万引き行為、未成年の飲酒、盗撮など、自ら犯した犯罪行為をTwitter上で自慢したり、良識を疑うような書き込みをすることから名付けられ、主に2ch(2ちゃんねる)などで使用されています。

2013年夏の数々の“バカッター事件”では、経営者側が様々な損害を被りました。バイト店員が不祥事を起こしたケースの商品をすべて廃棄したり、衛生管理のために店舗を一時休業したり、最悪の場合はそのお店自体が閉店に追い込まれました。各チェーンの本社は謝罪に追われ、管理監督責任から今後の対応策を改めて検討しなければならなくなりました。

さらに、もっと驚きの事実も判明しました。単なる“バカッター事件”であれば、世間知らずの未成年(成人もいるけど)が悪ふざけで投稿したものとして処理できるのですが、中にはもっと深刻な事件もあったのです。それは「バイトテロ」と呼ばれるものでした。その地域で競合する店舗が、ライバル店にアルバイト店員を送り込み、あえて“不祥事”を起こさせてダメージを与えるよう仕向けていたというものです。もちろん、これは特異なケースでしょうけれども、こうした事件が本当にあるとなると、世も末という気がしないでもありません。

このように、ニュースなどで大きく取り上げられて全国的に話題となった事件や事故の場所を、マップサイトで検索するユーザーは結構多いようです。しかし、検索したユーザーがその先どういう行動をとっているのかまでは把握できません。せめて「コンビニまっぷ」では、商品レポートなどを通してコンビニの魅力を皆様にお伝えできればと願うばかりです。

切抜き


コンビニまっぷ
http://cvs-map.jp/

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